「想像を超える壮大さ」「前日から並んだファン」―大阪・関西万博、過去最多158カ国・地域が参加する史上最大級の祭典が遂に開幕!
2025年4月13日、大阪湾の人工島・夢洲で大阪・関西万博が開幕しました。2005年の愛知以来、実に20年ぶりとなる日本での大規模万博です。
この記事でわかること
🌟 なぜ大阪・関西万博に前日から並ぶファンがいたのか
大阪・関西万博の第一号入場者は、なんと開幕前日の朝10時から並んでいました。
千葉県船橋市の松本一洋さん(52)は、12日午前10時ごろに会場前に到着し、夜にスタッフから入場整理券「No.1」を受け取ったのです。
「ものすごいドキドキ、ワクワク」と開門前の気持ちを語る松本さん。小学生の時のつくば万博以来の万博ファンだそうです。
松本さんは前日、共に一夜を明かすことになった人たちと行きたいパビリオンの話や愛知万博の思い出を語り合って過ごしました。しかし、強い風が吹きつける硬いアスファルトの上では十分な睡眠は取れず、困難な状況でした。
万博は過去最多となる158の国と地域が参加し、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに10月13日まで開催されます。
7つの国際機関も参加する史上最大規模の国際イベントとして注目されているのです。
万博マニアだけでなく、一般の来場者も多く、開幕を今か今かと待ちわびていました。あなたも万博に行くなら、このファンの熱意に負けないよう準備が必要かもしれませんね。
では、そんな熱気あふれる会場では、実際どんな光景が広がっていたのでしょうか?👇
💡 実は圧巻!開幕日に来場者が驚いた5つの光景
開幕と同時に、会場では驚きの光景が次々と広がりました。
最も印象的だったのは、1万人を超える人々による「第九」の大合唱です。
「多くの知らない人とハーモニーを奏でられて感動しました」と、参加した大阪市の黒田有希さん(49)は興奮した様子で語りました。
国内や中国、韓国などから集まった6歳から93歳までの1万263人が、世界最大の木造建築「大屋根リング」の上とウォータープラザで赤や青のレインコート姿で整列。指揮は世界的に活躍する佐渡裕さんが務めました。
「想像を超える壮大さ」
と多くの来場者が驚いたのが、1周約2キロの大屋根リングです。家族5人で訪れた神戸市の主婦(45)は「見ただけでも来たかいがあった」と感動を語りました。
開場後わずか数時間で、人気パビリオン前には長蛇の列ができていました。
特に米国パビリオン前には開場後すぐに長い行列ができ、予約不要で入館できるフランス館も40分待ちとなりました。
ちょうど桜が散り始めていた「静けさの森」では、水面に浮かぶ花びらの美しさに多くの人が足を止めて写真を撮影。
「普段は味わえない景色で特別感があります」と出原三貴子さん(50)は話します。
あなたは知っていましたか? 会場へのアクセス方法には意外な選択肢もあるんです。「大阪は水の都」と語る佐藤暖さん(31)は市内の港から定期船で会場へ向かいました。近くには水素燃料電池船も停泊していたそうです。
そんな熱気あふれる会場、各国のパビリオンではどんな見どころが待っているのでしょうか?👉
⚠️ 意外と知られていない!各国パビリオンの魅力とアクセスの注意点
海外パビリオンには、思わず足を止めてしまうような魅力的な展示がたくさんあります。
中でも注目は以下のパビリオンです。
- 中国館:伝統的な書道の巻物をモチーフにした外観が特徴。内部には月の「裏側」の土壌が展示され、AIロボットが案内。
- サウジアラビア館:「スーク」と呼ばれる伝統的な市場を再現。3Dでサンゴをつくる技術や香り豊かなサウジコーヒーが人気。
- 米国館:開場直後から最も人気が高く、開幕日から長蛇の列が形成。
実は次回の万博開催地も会場内でPR中!
セルビアの首都ベオグラードは2027年に小規模な万博(認定博)を開催予定です。「大阪の次はベオグラードに来て」とアレクサンドラ・コヴァチュ駐日大使は語っています。
アクセス面では重要な注意点が判明しました。
JR桜島駅から会場へ向かうシャトルバスは、混雑のため午前10時台までは予約がないと乗車できない状況に。
⚠️ 要注意ポイント
予約なしで訪れた大阪・豊中市の70代男性は「予約なしでも乗れると思っていたので困っています」と話していました。万博訪問の際は必ず交通手段の予約をしましょう!
大阪メトロの夢洲駅も開場前から大勢の人でごった返し、駅構内のコンビニには行列ができていました。
また、会場は雨で地面が滑りやすくなっていたため、運営側からは「走らないでください」との注意喚起が繰り返されました。
実はパビリオンの中には、内装工事などの準備が開幕に間に合わず、初日は開館しない国もあります。
博覧会協会によると、ネパール、インド、チリ、ベトナム、ブルネイの5か国が該当。情報は日々更新されるため、公式ホームページでの確認が必要です。
万博をより楽しむためには、こうした具体的な情報をもとに計画を立てることが重要です。では、どのように準備すればいいのでしょうか?👇
✅ まとめ:大阪・関西万博を120%楽しむための5つのポイント
大阪・関西万博を最大限楽しむためのポイントをまとめました。
これから訪れる予定のあなたは、ぜひ参考にしてください。
- 1 事前予約の徹底:人気パビリオンと交通手段(特にシャトルバス)は事前予約が必須です。
- 2 アクセス方法の検討:電車、バス、船など複数の選択肢から混雑状況を見て選びましょう。
- 3 雨対策は万全に:会場内は雨で滑りやすくなるため、レインコートや滑りにくい靴を準備しましょう。
- 4 食事の計画も重要:会場内のグルメ情報を事前チェック。えきそば3850円、寿司は160円からとメニューによって価格差があります。
- 5 時間に余裕を持って:松本さんのように「通期パスを持っているので、焦らず会場全体の位置関係を把握したい」という計画も賢明です。
大阪・関西万博は10月13日までの半年間、160を超える国・地域が参加する一大イベントです。
世界の分断が進む中、国際交流の場としての役割も期待されています。
初日の13日は14万人以上が来場する見込みだったように、連日の混雑が予想されます。
この記事の情報を参考に、ぜひ余裕を持った計画で万博を満喫してください。
よくある質問
Q: なぜ大阪・関西万博は史上最大規模と言われているのですか?
A: 過去最多となる158の国と地域、7つの国際機関が参加しているためです。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、社会課題の解決に向けた次世代技術や各国の伝統文化が展示されています。
Q: 大阪・関西万博に行った後、その後どのように情報を得られますか?
A: 公式ホームページでは日々情報が更新されており、パビリオンの開館状況やイベント情報を確認できます。また各国には「ナショナルデー」が割り当てられているため、訪問予定日の特別イベントも確認しておくと良いでしょう。
Q: 大阪・関西万博で混雑を避ける理由は何ですか?
A: 初日は14万人以上が来場し、人気パビリオンでは長蛇の列ができました。アクセスも混雑しており、特にJR桜島駅からのシャトルバスは予約がないと乗車できない状況でした。効率よく楽しむためには、事前予約と時間に余裕を持った計画が必要です。
Q: 初めて大阪・関西万博に行く人でも最大限楽しむための具体的な準備方法はありますか?
A: 事前予約(特に人気パビリオンと交通手段)、複数のアクセス方法の検討、雨対策用品の準備、食事計画の立案、余裕を持ったスケジュール作りが重要です。また、公式サイトで当日の開館情報を確認し、まずは大屋根リングなど全体像を把握してから個別パビリオンを回ると効率的です。