近10年で7歳以上の馬が6連対と好成績を残すかしわ記念。
複数の好データが合致するシャマルが史上4頭目の連覇へ挑む!
あなたは競馬のレース予想で悩んでいませんか? 今回は船橋競馬場の最大レース・かしわ記念について徹底分析します。
2010年以降1番人気が勝てていないという特徴を持つこのレースで、連覇を狙うシャマルとフェブラリーS覇者コスタノヴァの対決に注目が集まっています。
この記事でわかること
✅ かしわ記念2025の見どころとレース概要
かしわ記念は、船橋競馬場の前身である柏競馬場を記念したJpnIのレースです。
1978年に創設され、2005年にJpnIに格上げされた船橋競馬場最大の一戦となっています。
賞金総額は8000万円と高額で、毎年ゴールデンウィークに開催される春のダートマイル王決定戦として知られています。
📆 レース基本情報
・開催日時:5月5日(月・祝)20時05分
・開催場所:船橋競馬場
・距離:ダート1600m
・格付け:JpnⅠ
実は知られていないこと: 1998年にアブクマポーロが記録した1分35秒4のレコードタイムは、27年経った今でも破られていないんです!
💪 左回りコースに強い馬が有利
船橋競馬場は左回りのコースであり、左回りに強い馬が有利と考えられます。
また、ナイターレースという特殊条件も結果に影響するでしょう。
出走馬は以下の通りです:
- 1枠1番 グランデマーレ(東原騎手)
- 2枠2番 タガノビューティー(石橋脩騎手)
- 3枠3番 ウィリアムバローズ(坂井騎手)
- 4枠4番 キタノヴィジョン(石川騎手)
- 5枠5番 シャマル(川須騎手)
- 6枠6番 リュードマン(笠野騎手)
- 7枠7番 コスタノヴァ(レーン騎手)
- 7枠8番 ギガキング(野畑騎手)
- 8枠9番 ポタジェ(岩田望来騎手)
- 8枠10番 ロードフォンス(横山和生騎手)
では次に、過去のデータから見えてくる傾向を見ていきましょう。
📊 過去10年のかしわ記念データから見る傾向と特徴
かしわ記念の過去10年の成績を見ると、驚くべき事実が浮かび上がります。
2010年のエスポワールシチー以来、1番人気が勝利していないのです。
人気別成績を見ると、1番人気は【0-2-2-6】と振るわず、2番人気は【6-0-0-4】と好成績です。
また2020年以降は5番人気以下が5年連続で連対しています。
年齢別・所属別の成績
- 年齢別では6歳が8連対とトップ
- 5歳と7歳がそれぞれ5連対と続く
- 所属別ではJRA・栗東所属馬が連対18頭
- 美浦所属馬は過去10年で3着以内なし
Q: なぜ1番人気が勝てないのでしょうか?
A: 前走フェブラリーSなどG1を大目標として使い切った馬が多く、その反動が出ている可能性があります。過去10年でフェブラリーSとかしわ記念を連覇したのは、当時成長期だった4歳馬のコパノリッキー(2014年)のみです。
あなたはこの傾向に気づいていましたか? 脚質別では先行馬と差し馬が強く、3着以内に入った馬の21頭が4コーナーで4番手以内の位置取りでした。
逃げ馬も5連対と健闘しています。
📌 有利な条件まとめ
- JRA・栗東所属の5-7歳馬
- 前めの位置を取れる馬
- 1番人気を避けて2番人気や中穴を狙う
次は、今年の本命候補・シャマルについて詳しく見ていきましょう。
🏇 シャマルが史上4頭目の連覇を狙う理由
シャマルは昨年のかしわ記念で6番人気から見事に勝利し、JpnI初制覇を果たしました。
今年は史上4頭目の連覇を狙います。
💪 シャマルの強みポイント
前走の黒船賞では59キロの斤量を背負いながらも4馬身差で圧勝しており、上昇ムードは明らかです。
スマートファルコン産駒の7歳馬で、JRA・栗東所属という好データにも合致しています。
実は意外な事実: 過去にかしわ記念で連覇を達成した3頭(エスポワールシチー、コパノリッキー、ゴールドドリーム)はすべてゴールドアリュール産駒でした。
シャマルはスマートファルコン産駒ですが、血統的にも近い関係にあります。
シャマルに有利な3つのポイント
- 1 7歳以上の馬が近10年で6連対という好データに合致
- 2 昨年と同じローテーションでの参戦で調整が万全
- 3 逃げるだけでなく控える競馬もできる高い適応力
シャマルの最大の武器は適応力の高さです。
逃げるだけでなく控える競馬もでき、さらに昨年と同じローテーションでの参戦となります。
道悪が得意な馬ですが、前走の黒船賞は良馬場での快勝でした。
私が競馬データを分析した経験からも、このように複数の好データが重なる馬は非常に期待できます。シャマルの状態は上向きで、連覇の可能性は十分あると考えています。
あなたはシャマルに期待していますか? では、最大のライバルとなるコスタノヴァはどうでしょうか?
続いて、フェブラリーS覇者コスタノヴァの実力を見ていきましょう。
💫 コスタノヴァの実力と船橋競馬場の相性
コスタノヴァは前走のフェブラリーSを制覇した実力馬です。
ダート1600mでは4戦4勝と抜群の相性を誇ります。
D.レーン騎手とのコンビも強み。「左回りが得意で、コーナーワークが上手い」とファンからも評価されています。
美浦所属の5歳馬で、過去10年中5連対の5歳馬というデータにも合致します。
⚠️ 気になる弱点
- フェブラリーS勝ち馬がかしわ記念を勝ったのは2014年以来なし
- 同年のフェブラリーS勝ち馬の成績は【0-1-1-4】と振るわない
- 美浦所属馬は過去10年で3着以内がない
- ナイター競馬の場合は今回が初めてという未知数の要素も
あなたはこれらの不安要素をどう捉えますか? コスタノヴァの能力は確かですが、こうした不安要素を考えると、1番人気になる場合は慎重に見る必要があるでしょう。
それでも、マイル戦の適性は抜群で侮れない存在です。
⭐ 他の注目馬
- タガノビューティー:かしわ記念で2年連続2着の好相性
- ロードフォンス:前走かきつばた記念で重賞初制覇
- ウィリアムバローズ:マイル戦やや忙しいが先行力は魅力
上位争いは混戦が予想されますが、最後にこれまでの分析をまとめてみましょう。
🏆 まとめ:シャマルの連覇に期待
かしわ記念2025を振り返ると、過去データから見ても7歳馬シャマルの連覇に期待が高まります。
📌 重要ポイントまとめ
- 近10年で7歳以上の馬が6連対と好成績
- JRA・栗東所属馬が圧倒的に強い(連対18頭)
- 1番人気は2010年以降勝利なし
- シャマルは前走黒船賞で圧勝し状態良好
- コスタノヴァはダート1600m4戦4勝だが、舞台適性に若干の不安
あなたはシャマルとコスタノヴァのどちらを応援しますか?
2010年以降1番人気が勝てていない"魔物が棲む"かしわ記念、今年はどんなドラマが生まれるのか、船橋のナイターレースをぜひお楽しみください!
よくある質問
Q: なぜかしわ記念では1番人気が勝てないのですか?
A: 前走フェブラリーSなどG1を大目標として使い切った馬が多く、その反動が出ている可能性があります。また、春のダートマイル戦は特殊な条件が揃うため、単純に能力だけでは勝てない難しいレースだからです。
Q: かしわ記念の後、シャマルはその後どのようなレースに出走する予定ですか?
A: 例年のローテーションから考えると、6月の帝王賞や7月のジャパンダートダービーなどの重賞に出走する可能性が高いでしょう。シャマルは昨年の日本テレビ盃も制していることから、秋のレースも視野に入れていると考えられます。
Q: 雨が降った場合、どの馬が有利になりますか?
A: 道悪巧者として知られるシャマルが最も有利になるでしょう。シャマルはダートグレード競走7勝のうち6勝が重〜不良の馬場で挙げた実績があります。一方、コスタノヴァは道悪実績が少なく、雨天の場合はシャマル有利と言えるでしょう。
Q: 初心者でも楽しめるかしわ記念の見どころと馬券の買い方を教えてください
A: かしわ記念は船橋競馬場の一大イベントで、ナイター競馬の雰囲気が特別です。初心者には単勝や馬連から始めるのがおすすめ。過去データを見ると2番人気が好成績なので、2番人気の馬を軸に考えるとよいでしょう。また、7歳以上の馬を相手にすると好配当が期待できます。
参考情報
- レース紹介|ダートグレード競走特設サイト: かしわ記念 2025年|ダートグレード競走特設サイト ()
- netkeiba.com: かしわ記念2025特集 ()