とれんどねっと

最新トレンド情報を毎日お届け!知っておきたい話題をわかりやすく解説

【ドバイワールドカップデー2025】日本馬総勢24頭が挑む!フォーエバーヤング、リバティアイランドなど見どころ満載

いよいよ世界の競馬ファンが最も熱くなる一日、ドバイワールドカップデーの開催が間近に迫ってきました!今年は日本馬24頭が参戦し、史上初となる全レース制覇の可能性も秘めた豪華な顔ぶれとなっています。

特に注目を集めるのはサウジカップを制したフォーエバーヤング香港の英雄ロマンチックウォリアーに挑むリバティアイランドの活躍です。そして日本の騎手たちが証言する「特殊なドバイの砂」という意外な難関も見どころのひとつです。

この記事でわかること

 

 

 

ドバイターフ(G1):リバティアイランドらが香港の英雄に挑む

日本時間4月6日(日)1時15分に行われるドバイターフ(G1)。この1800mの芝コースレースでは、4頭の日本馬が出走予定です。

このレースの大きな壁となるのが、香港の英雄ロマンチックウォリアーです。昨年は史上初となるクイーンエリザベス2世Cの3連覇を達成し、安田記念では日本馬のナミュールらを撃破。その後、香港Cでも史上初の3連覇を成し遂げた無敵の存在です。

ロマンチックウォリアー

ロマンチックウォリアー


さらに驚くべきは、前走のサウジCでは初めてのダートに挑戦し、一時は先頭に立つ走りを見せてフォーエバーヤングに次ぐ2着に食い込んだことです。得意の芝に戻る今回は、さらに強さを発揮する可能性が高いでしょう。

ロマンチックウォリアーの主な実績

  • クイーンエリザベス2世C:史上初の3連覇達成
  • 安田記念:日本遠征で勝利
  • 香港C:こちらも史上初の3連覇
  • サウジC:初ダートで2着

そんな無敵の王者に挑むのが、リバティアイランドです。牝馬クラシック三冠を制した実力馬は、ジャパンCではイクイノックスとの激闘の末に2着。その後、右前肢の種子骨靱帯の炎症で戦線離脱を余儀なくされました。

リバティアイランド 競走馬 三冠馬

リバティアイランド 競走馬 三冠馬


復帰後は苦戦していましたが、香港Cではロマンチックウォリアーの2着に食い込む復調の兆しを見せています。今回の一戦でついに勝利をもぎ取ることができるでしょうか。

また、マイルCSを制したソウルラッシュも見逃せません。安田記念ではロマンチックウォリアーの3着に入る実力を持ち、1800m距離でも十分に通用するでしょう。

加えて、エリザベス女王杯でGI初制覇を果たしたブレイディヴェーグも出走。マイル戦では伸び悩んでいましたが、1800mという距離は彼女にとって適正があるかもしれません。

メイショウタバルは予測不能の自由奔放な走りが魅力。父ゴールドシップ譲りの気性で、前に行けば勝ち切ることもあれば、まったく届かないこともある面白い存在です。

では次に、ドバイワールドカップに挑むフォーエバーヤングの前に立ちはだかる「負のジンクス」について見ていきましょう。

フォーエバーヤングの前に立ちはだかる「負のジンクス」

サウジカップで約15億円の賞金を獲得し、世界の頂点に立ったフォーエバーヤング。しかし彼の前には意外な壁が立ちはだかっています。

⚠️ サウジカップ勝ち馬の次走ドバイWC成績

[0-0-1-1]複勝率50%
24年1着 セニョールバスカドール →次走ドバイWC3着
23年1着 パンサラッサ →次走ドバイWC10着

これまでサウジカップ勝ち馬の次走成績は[2-0-1-2]と60%の複勝率を誇りますが、ドバイWCに限ると[0-0-1-1]で勝利がありません。特に2023年のパンサラッサは本来の行きっぷりが影を潜め、10着と大敗しています。


注目すべきは、サウジカップとドバイWCの砂質の違いです。サウジのキング・アブドゥルアジーズ競馬場はウッドチップを含む特殊な砂質なのに対し、ドバイの砂は日本や米国に近いとされています。

生粋のダート馬であるフォーエバーヤングにとって、この砂質の変化はプラスと言えるでしょう。しかし、約1ヶ月弱でのG1連戦という過酷なローテーションが大きな壁になります。

★★★ フォーエバーヤングの好走を左右する要素
  • 長距離輸送と砂漠の暑さによる体調への影響
  • 約1ヶ月という短期間での世界最高峰レース連戦
  • 異なる砂質への対応力

それでも生粋のダート馬であるフォーエバーヤングがサウジCを制したことは歴史的快挙。日本国内だけでなく、ダート競馬の本場である米国G1ブリーダーズカップでも3着に入った実績は、今年のメンバーでは最上位の存在です。

フォーエバーヤングと共に、ウシュバテソーロ(23年ドバイWC1着、24年2着)、ウィルソンテソーロ(24年JBCクラシック馬)、ラムジェット(24年東京ダービー馬)と、日本から計4頭がドバイWCに挑みます。

ドバイの砂について触れましたが、実は競走馬だけでなく騎手にとっても大きな試練となっています。次は川田騎手が証言する「特殊なドバイの砂」について詳しく見ていきましょう。

 

 

 

「心が折れる」特殊なドバイの砂 — 川田騎手の証言

ドバイワールドカップ優勝経験を持つ川田騎手が明かした、メイダン競馬場のダートコースの特殊性に驚きを隠せません。

「エアガンで打たれたような痛さ」「心が折れる馬もいる」- 川田騎手

川田騎手が公開した過去の写真には、細かく赤くなった斑点や強くつねられたような痛々しい跡が残っていました。通常の日本の競馬場とは比較にならないほどの衝撃が騎手の体に及ぶのです。


 

「芝の塊が当たるのとも全然違う。めちゃくちゃ痛い。」
― 川田騎手

メイダン競馬場のダートは米国の競馬場に近い極めて細かい粒子で構成されており、日本の比ではないキックバックが発生します。さらに砂がゴーグルにまとわりつきやすく、視界もすぐに悪くなるため、騎手にとって非常に過酷な環境なのです。

ドバイの砂の特徴

  • 米国の競馬場に近い極めて細かい粒子で構成
  • 激しいキックバックが騎手の体に痛みを与える
  • ゴーグルに砂がまとわりつき視界を遮る
  • 精神的にタフでない馬は「心が折れる」こともある

この証言を一緒に聞いていた小沢騎手も「面白かったですし、勉強になりましたね」と充実の表情を見せていたとのこと。現地でしか体験できない貴重な情報が、競馬ファンにとって新たな視点を提供してくれます。

ここまでドバイワールドカップデーで注目の個別ポイントを見てきましたが、次は今年の日本馬全体の見どころと史上初の全レース制覇への期待について詳しく解説します。

史上初の全レース制覇なるか?日本馬24頭の豪華布陣

今年のドバイワールドカップデーには日本から24頭もの競走馬が参戦します。特に馬券販売のある4レースには、なんと15頭中10頭がGI馬という豪華な顔ぶれとなっています。

昨年のドバイワールドカップデーでは、馬券販売が行われた4レースすべてで日本馬が2着に入るという活躍を見せました。今年はその壁を乗り越え、史上初となる全レース制覇も夢ではありません。

★★★ ドバイは日本馬にとって得意な舞台

かつては遠い目標だったドバイの国際レースは、今や日本馬にとって得意なシリーズとなっています。特にドバイターフでは、これまでに日本馬が6勝を挙げる好相性のレースです。

1996年にドバイワールドカップが創設されて以来、この砂漠の地で行われる「世界最強馬決定戦」は、世界中のホースマンたちが熱狂する一大イベントに成長しました。

なぜドバイワールドカップデーが重要なのか

単に賞金額が高いだけでなく、世界各国のトップホースが集結する真の国際舞台であり、ここでの活躍は馬の価値を大きく高めます。また、日本競馬の国際的評価を測る重要な指標にもなっています。

ドバイワールドカップデーの主要4レースは以下の通りです:

  1. 1 ドバイターフ(G1)芝1,800m - リバティアイランド、ソウルラッシュなど出走
  2. 2 ドバイシーマクラシック(G1)芝2,410m - 複数の日本馬が参戦
  3. 3 ドバイゴールデンシャヒーン(G1)ダート1,200m - スプリント勢が参戦
  4. 4 ドバイワールドカップ(G1)ダート2,000m - フォーエバーヤング、ウシュバテソーロなど出走

最後に、ドバイワールドカップデーをより楽しむためのポイントをまとめてみましょう。

ドバイワールドカップデーを楽しむためのポイント

世界最高峰のレースをより深く楽しむための視点をいくつかご紹介します。

STEP 1: 各馬の直前の調整に注目する

長距離輸送と環境変化を経た馬たちの調整具合が重要です。特にフォーエバーヤングのようにサウジカップからの連戦組は、疲労の回復具合がカギを握ります。調教師のコメントや現地映像をチェックしましょう。

STEP 2: 特殊なコース条件を考慮する

川田騎手の証言にもあるように、特にダートコースは日本とは大きく異なります。過去のドバイでの好走実績や、砂を被っても動じない精神力の強さも重要な要素です。

STEP 3: 国際的な評価を把握する

ロマンチックウォリアーのように、海外で圧倒的な強さを誇る馬を過小評価しないことが重要です。国際格付けや海外ブックメーカーのオッズなども参考になります。

私も以前はドバイの競馬に詳しくなかったのですが、現地特有の砂質やコース形状が結果に大きく影響することを知り、見方が変わりました。特に砂を被る位置取りは、日本以上に不利になることが多いようです。

ドバイワールドカップデーをもっと楽しむには

ドバイワールドカップデーは日本時間の4月6日(日)に開催されます。各レースの発走時間をチェックして、世界最高峰の競馬をお見逃しなく!

よくある質問

Q: ドバイワールドカップの賞金はいくらですか?
A: ドバイワールドカップの1着賞金は約15億円と世界でもトップクラスの高額賞金となっています。

Q: 日本時間での各レースの発走時間は?
A: ドバイターフは4月6日(日)1時15分、ドバイワールドカップは4月6日(日)2時30分に発走予定です。

Q: 日本からの出走馬で最も期待できるのは?
A: サウジカップを制したフォーエバーヤングと、香港Cで2着に入ったリバティアイランドが特に注目されています。

● ● ●

2025年のドバイワールドカップデーは、日本馬にとって史上初の全レース制覇を狙える好機です。フォーエバーヤングの「負のジンクス」克服なるか、リバティアイランドはロマンチックウォリアーに雪辱を果たせるか、目が離せません!

あなたも世界の頂点を目指す日本馬たちの雄姿を、ぜひ応援してみてください!

この記事が役立ったらシェアしてください

✖️ X(旧Twitter)でシェア
プライバシーポリシー / 運営者情報 / お問い合わせ