実は食べていたバターに金属が!?よつ葉乳業が過去最大級628万個のバターを緊急回収中です。
あなたは今、冷蔵庫にあるバターをチェックしましたか?実は北海道の人気ブランド「よつ葉バター」から金属線が見つかり、驚きの大規模回収が始まっています。
この記事でわかること
👉 この記事を読むと以下のことがわかります:
- どのバター製品が回収対象なのか
- なぜ金属線が混入したのか
- 対象製品の見分け方と返金方法
- 今後取るべき対応
✅ なぜよつ葉バターに金属線が混入したのか?驚きの628万個回収の理由
よつ葉乳業のバター製品に、長さ18ミリ、太さわずか0.07ミリのステンレス製の線が混入していることがわかりました。
これは髪の毛より細い極細の金属線です。想像してみてください、こんな細い金属がバターに混じっていたら発見も難しいですよね。
北海道音更町にある十勝主管工場で、製造ラインのベルトに不具合が生じていたのです。ベルトに緩みが発生し、他の部品と接触したことで、内部のステンレス線が飛び出してしまいました。
⚠️ 混入経緯のポイント
- 工場のベルト部品が破損
- ベルト内の金属線が切れた
- 2024年11月1日〜2025年4月1日までの製品が影響
- 約739万8000個のうち628万個が回収対象
一般的に食品工場では厳格な品質管理が行われていますが、機械の経年劣化や予期せぬ不具合は完全には防げないことがあります。
驚くべきことに、今回のような大規模回収は極めて異例のケースと言えるでしょう。食品業界でも特に厳しい衛生管理が求められる乳製品でこのような事態が起きたことは大きな衝撃です。
では、あなたが購入したバターが回収対象かどうか、次に確認方法を見ていきましょう。
⚠️ 実はセブンイレブンのPB商品も!回収対象となる13種類のバター製品
回収対象となるのは、よつ葉ブランドだけでなく、実は多くの有名スーパーやコンビニのプライベートブランド商品も含まれています。
これは意外と知られていない事実ですが、よつ葉乳業は自社ブランド以外の商品も多く製造しているのです。あなたが普段使っているバターも実はよつ葉乳業製かもしれません。
対象となる13種類の製品は以下の通りです:
- よつ葉バター 加塩 150g
- よつ葉バター 食塩不使用 150g
- よつ葉バター 減塩 150g
- よつ葉 北海道バター 加塩 150g
- よつ葉 北海道バター 食塩不使用 150g
- CGC北海道バター 150g
- CGC北海道バター 食塩不使用 150g
- COOP生協バター 150g
- CK 北海道十勝バター 150g
- V マーク VALUE PLUS 北海道バター 150g
- V マーク VALUE PLUS 北海道バター 食塩不使用 150g
- セブンプレミアム 北海道バター 加塩 150g
- セブンプレミアム 北海道バター 食塩不使用 150g
⚠️ 重要な確認ポイント
製造管理番号の確認が必須です。外箱に印字された製造管理番号が「CC」から始まり、賞味期限が2025年4月30日から2025年10月8日までの商品が対象となります。
「CA」や「CB」から始まる製品については安全が確認されています。
食品業界では同じ工場で複数のブランド向け製品を製造するのは一般的ですが、今回の事例ではその規模の大きさに驚かされます。
あなたが普段利用するスーパーやコンビニのバターも確認が必要かもしれません。セブンイレブンなど、普段よく利用するお店のPB商品も含まれているのは意外ですよね。
対象製品を持っている方は、返金を受けられます。その手続き方法を次に説明します。
📞 異物が見つかったあとの対応は?よつ葉乳業の返金手続きと今後の展開
今回の問題は、「バターにたわしのような異物がついている」という一般消費者からの指摘がきっかけで発覚しました。
北海道外の消費者からよつ葉乳業のお客様相談室に直接クレームがあり、調査の結果、大規模な回収に発展したのです。消費者の声が大きな企業の動きにつながった好例と言えるでしょう。
よつ葉乳業は対象商品の返送と返金手続きについて以下のように案内しています:
該当商品を十勝主管工場に送付いただくようお願いしております。送料は当社が負担し、後日、製品代金を返金いたします。
現在のところ、健康被害の報告はないとのことですが、金属線の誤飲などの危険性を考慮し、該当する製品をお持ちの方は早急に返送することをおすすめします。
📱 相談窓口情報
問い合わせ電話番号:0120-428841
受付時間:午前9時から午後5時まで
よつ葉乳業総務広報グループの蔵田英正部長は記者会見でこのように陳謝しました。
このような大規模回収は、消費者信頼の回復に時間がかかる可能性があります。あなたならこの対応をどう評価しますか?企業の危機管理対応が試される事態といえるでしょう。
最後に、今回の問題の重要ポイントをまとめます。
まとめ:回収対象バターの確認方法と対応手順
今回のよつ葉バターの金属線混入問題について、重要なポイントをまとめます:
- 約628万個という過去最大級の回収規模
- 対象は「よつ葉バター」だけでなく、セブンプレミアムなど計13種類の製品
- 製造管理番号「CC」から始まる製品のみが対象
- 送料会社負担で返送すれば、製品代金が返金される
- 現時点で健康被害の報告はない
冷蔵庫のバターをすぐにチェックし、該当商品がある場合は速やかに問い合わせしましょう。
よつ葉乳業は今後、品質管理体制を強化するとしていますが、私たち消費者も食品の安全性に一層注意していくことが大切です。
あなたは冷蔵庫のバターをチェックしましたか?もし対象製品を見つけたら、どう対応するか教えてください。
よくある質問
Q: なぜよつ葉バターに金属線が混入したのですか?
A: 北海道音更町の十勝主管工場で製造ラインのベルトに緩みが生じ、他の部品と接触したことでベルト内のステンレス線が切れて製品に混入したおそれがあります。
Q: 金属線混入が発覚した後、よつ葉乳業はどのような対応をしていますか?
A: よつ葉乳業は対象製品約628万個の自主回収を発表し、送料会社負担で返送された商品の代金を返金しています。また品質管理体制の強化と再発防止に努めると表明しています。
Q: 回収対象のバターを持っている場合の返金手続きの理由は何ですか?
A: 製品の安全性確保のためで、該当商品を十勝主管工場に送付すると、送料は会社負担となり、後日製品代金が返金されます。問い合わせは電話番号0120-428841(午前9時から午後5時まで)で受け付けています。
Q: セブンイレブンやCOOP生協のプライベートブランドバターも回収対象になっている理由は何ですか?
A: これらの製品も実はよつ葉乳業の十勝主管工場で製造されているためです。食品業界では同じ工場で複数ブランド向けの製品を製造することが一般的で、今回の不具合の影響を受けた製品はすべて回収対象となっています。