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【緊迫】トランプ大統領とゼレンスキー大統領が激しい口論!なぜバンス副大統領は「お礼を言え」と言ったのか

 

「君は第三次世界大戦のリスクでギャンブルをしている!」

「プーチン大統領からそう聞いたのですね?」

国際会議の場でこんな激しいやり取りを想像できますか?

、ホワイトハウスで行われたトランプ大統領ゼレンスキー大統領の会談は「怒鳴り合い」という前代未聞の展開になりました。

しかも、バンス副大統領までもが「お礼を言ってください」と口を挟む異例の展開に...


今回は、なぜこの重要な会談が口論になってしまったのか、そして会談決裂後の各国の反応について詳しく解説します!


トランプ大統領 ゼレンスキー大統領 会談

トランプ大統領 ゼレンスキー大統領 会談


 

【驚き】なぜ国のトップ同士の会談が怒鳴り合いに?

トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談は、最初は普通に始まったんです。

実は、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領の黒い長袖シャツ姿をからかうなど、最初は和やかな雰囲気だったといわれています。


でも、話がロシアのことに及んだ途端、雰囲気が一変!

二人の間で激しい口論が始まったんです。

この会談はトランプ大統領が2期目の大統領に就任してから初めての対面での首脳会談国のトップ同士の話し合いだったので、余計に注目されていました。


会談が口論になった結果、予定されていた「鉱物資源の権益地下に眠る石や金属などの資源を採掘して使う権利」についての合意文書への署名が見送られてしまいました。

さらに予定されていた共同記者会見も中止に...

国のトップ同士の会談がこんな風に終わるなんて、とっても珍しいことなんです!


皆さんは国のリーダー同士がケンカするところを想像できますか?

学校のクラス代表同士が話し合いで怒鳴り合いになったら驚きますよね。

国のトップならなおさりです。




 

 

「カードを持っていない」「ギャンブルだ」〜口論のやり取り全文

では、実際にどんな話し合いが行われたのか、ちょっとのぞいてみましょう!

報道陣に公開されていた約50分の会談では、こんなやり取りがありました。


トランプ大統領

トランプ大統領


 

トランプ大統領:「君の今の立場は悪い。君は今カードを持っていないのだ。私たちと一緒であれば、君はカードを持つことができる」

ゼレンスキー大統領:「私たちはカード遊びなどしていない」

トランプ大統領:「今はカード(取引)の時間なのだ。君は何百万もの人々の命を賭けてギャンブルをしているのだ。第三次世界大戦のリスクでギャンブルをしている。第三次世界大戦の大ばくちだ。君がしていることはこの国に対して非常に失礼だ」

 

「カードを持っていない」というのは、話し合いで有利になるための強みや切り札がないことを意味します。

つまりトランプ大統領は、ウクライナは今とても弱い立場にあると言っているんですね。


さらにトランプ大統領は、こうも言いました。


 

トランプ大統領:「君たちは勝っていない。勝てないのだ。私たちが力を貸せば、ウクライナは大丈夫になる可能性が非常に高い」

ゼレンスキー大統領:「大統領閣下、ウクライナの民は強さを保っています。戦争が始まった当初から、私たちは孤立しており、感謝しています。この政権に対し、感謝を表明します」

 



 

 

「お礼を言え」バンス副大統領の発言の意味とグラム上院議員の裏話

さて、ここまで会談が口論になった経緯を見てきましたが、なぜバンス副大統領は突然「お礼を言ってください」と言ったのでしょうか?


バンス副大統領 公式写真

バンス副大統領 公式写真


実はこの発言には、ちょっとした裏話があるんです。

会談の前に、共和党の重鎮であるグラム上院議員がゼレンスキー大統領と会っていたんです。

そのとき、グラム議員はゼレンスキー大統領に「感謝の気持ち」を持ってトランプ大統領に接し、鉱物資源交渉以外の話題は避けるように忠告していたんです。


でも、その忠告が守られなかったようですね...

バンス副大統領の「お礼を言え」という発言は、アメリカがこれまでウクライナに対して約18兆円もの支援をしてきたことへの感謝を求めたものだと考えられます。


これは、友達にずっとお金を貸しているのに「ありがとう」も言われないような状況と似ています。

そりゃあ、ちょっと悲しくなりますよね。

 



 

 

「プーチンからそう聞いたのですね」ゼレンスキー大統領の鋭い切り返し

会談中、トランプ大統領は「もしウクライナが米軍の軍事装備を持っていなかったら、この戦争は2週間で終わっていただろう」と言いました。



これに対するゼレンスキー大統領の返答が、とても印象的でした。


 

ゼレンスキー大統領:「プーチン大統領からそう聞いたのですね。3日で終わると」

トランプ大統領:「もっと短いかもしれんぞ」

ゼレンスキー大統領:「2週間で終わると、もちろん(プーチンなら)そう言うでしょう」

 

このやり取りからも、二人の間の緊張感が伝わってきますね。

このあと、トランプ大統領は「この調子だと、ビジネスを行うのはとても難しいことになるな」と言い、会談は決裂話し合いがうまくいかずに途中で終わってしまうことしてしまいました。




 

 

メドベージェフ前大統領とマクロン大統領の対照的な反応

会談が決裂したことで、世界各国はどのような反応を示したのでしょうか?

特に注目すべきは、ロシアのメドベージェフ前大統領とフランスのマクロン大統領の対照的な発言です。



ロシアのメドベージェフ前大統領はSNSで「トランプ氏は、ゼレンスキー氏が第三次世界大戦をもてあそんでいると、初めて真実を告げた。

しかし、まだ十分ではない。

"ネオナチ政権"への軍事支援をやめなければならない」
と述べています。


一方、フランスのマクロン大統領は「3年前にウクライナを支援し、ロシアに制裁を科したことは正しい措置で、我々は今後もそれを続ける。

我々とはアメリカ、ヨーロッパ、カナダ、日本とその他多くの人々だ」
と主張しました。



イギリスやドイツなどのヨーロッパ諸国やカナダなども、ウクライナに連帯一緒に協力するという気持ちを示すコメントを出しています。

これらの反応から、アメリカとヨーロッパの間に溝が深まっていることがわかりますね。




 

 

専門家が解説!会談決裂でウクライナ情勢はどうなる?

では、今回の会談決裂は今後のウクライナ情勢にどのような影響を与えるのでしょうか?

専門家の見解を聞いてみましょう。


筑波大学の東野篤子教授によると、「今後の展開として米露の接近アメリカとロシアが急に仲良くなることが予想される」とのこと。

「ウクライナを相手にしてもしょうがないから、アメリカとロシアとの間で停戦の話をもっと進めよう」という動きになる可能性があるそうです。


[画像: 日本地図 ウクライナ位置関係]

一方、ジャーナリストの柳澤秀夫氏は「停戦戦いを一時的に止めることの現実味が遠のいた」としつつも、「当面はウクライナとアメリカの関係修復が重要だ」と指摘しています。


つまり、戦争が一時的に終わる可能性が低くなったけれど、まずはウクライナとアメリカの関係を修復することが大切だということですね。




 

 

「経済的関与」vs「軍事力」〜安全保障に対する考え方の違い

今回の会談で特に興味深いのは、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の安全保障国の安全を守ることに対する考え方の根本的な違いです。


ジャーナリスト柳澤秀夫氏の分析によると、ゼレンスキー大統領は「軍事力」を安全保障の保証と考えているのに対し、トランプ大統領は「経済的な関与」が安全の保証だと考えているという違いがあるそうです。


簡単に言うと、ゼレンスキー大統領は「強い軍隊があれば国は守れる」と考え、トランプ大統領は「お金や経済で結びつくことで国は守れる」と考えているということです。

この考え方の違いが、今回の対立の根底にあったのではないでしょうか。



 

 

ゼレンスキー大統領の後悔と関係修復への意欲

会談後、ゼレンスキー大統領はFOXニュースの番組に出演しました。

そこで司会者から「今日起きたことを後悔していますか?」と尋ねられると、「はい、良くなかったと思います」と答えています。


また、「ドナルド・トランプ大統領との関係は今後、修復できると思いますか?」という質問には、「はい、もちろんです。

なぜならそれは二人の大統領である以上の関係だからです。

両国の国民は歴史的な、強い関係で結ばれています」
と答えました。


一方、トランプ大統領は記者団に「ゼレンスキーと話し合いを再開させるには何が必要?」と聞かれ、「彼は『私は平和を望んでいる』と言わなければならない。

プーチンについてあれこれ言う必要はない。

彼の国民は死んでいる。

彼はカードを持っていない。

それを理解してほしい」
と答えています。


 

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の激しい口論は単なる感情的なものではなく、「安全保障に対する考え方の根本的な違い」が原因でした。

アメリカ、ロシア、ウクライナ、ヨーロッパの複雑な関係の中で、今後のウクライナ情勢がどう変化していくのか、私たちも注目していく必要がありますね。


外交の世界では表には見えない駆け引きがありますが、今回はその一部が公の場で露わになった珍しいケースといえるでしょう。

皆さんはこの会談についてどう思いましたか?

これからの国際情勢にも目を向けてみてくださいね!


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