【またか】ソフトバンクで個人情報14万件が流出。
委託先の元従業員がUSBであなたの情報を盗んだかもしれません。
またしても起きた大規模な情報漏洩。
今回はソフトバンクの業務委託先が原因です。
この記事でわかること
詐欺に悪用される前に、必ずチェックしてください。
この話、かなり重要ですよ。
ℹ️ 【2025年最新】SB委託先の情報漏洩とは?何があったか30秒で解説
まず、今回の事件の概要をサクッと解説します。
2025年6月11日、ソフトバンクがとんでもない発表をしました。
それは、「業務委託先の『UFジャパン』という会社から、個人情報が約14万件も流出した可能性がある」というものです。
流出した可能性がある、ヤバい情報リストはこちらです。👇
- 氏名、住所、電話番号、生年月日
- 性別、年齢
- 契約内容(料金プランなど)
ただし、不幸中の幸いなことに、以下の重要情報は含まれていないとのこと。💡
- クレジットカード情報
- 銀行口座情報
- マイナンバーカード関連情報
ひとまず最悪の事態は避けられた、と思うかもしれません。
しかし、氏名や住所、契約プランがバレるだけでも、特殊詐欺に悪用される危険は十分にあるんです。⚠️
次に、なぜこんなザルな事件が起きたのか、その驚きの原因を見ていきましょう。👉
🤔 なぜ漏れた?元従業員のUSB持ち出しとザルすぎた委託先の管理体制
では、なぜこんなに大量の情報が漏れてしまったのでしょうか?
原因は、信じられないくらいお粗末なものでした。
原因は大きく分けて2つあります。
1元従業員Aが、会社に忍び込んでUSBメモリで情報を盗んだ
2従業員Bが、個人情報をクラウドにアップして誰でも見れる状態にしていた
いやいや、セキュリティどうなってるの?って話ですよね。
実は、この委託先「UFジャパン」の管理体制は、あり得ないほど杜撰(ずさん)だったんです。
UFジャパンのザル管理体制リスト
- 警備員を配置していなかった 😱
- ソフトバンクの監査にウソの報告をしていた 🤥
- ソフトバンクに無断で、別の会社に仕事を丸投げしていた 😡
これじゃ漏れて当然、と言われても仕方ありません。
一般的に、大企業は委託先に厳しいセキュリティ基準を求めますが、今回はそれが全く機能していませんでした。ソフトバンクの監査体制にも疑問が残ります。
では、私たちは具体的にどうすればいいのでしょうか?一番大事な対策を見ていきましょう。✅
🛡️ 【対策】あなたの情報は大丈夫?今すぐやるべき3つのこと
「じゃあ、私たちはどうすればいいの?」
ここが一番大事なポイントです。今すぐやるべきことを3つにまとめました。
-
1ソフトバンクからの連絡を待つ(問い合わせも可能)
ソフトバンクは、情報が流出した可能性のあるお客さまに、個別に連絡するとしています。心配な方は、専用の問い合わせ窓口に電話することもできます。
【専用窓口】0800-111-6636(午前10時~午後7時) -
2不審な電話やSMSは絶対に無視!
あなたの情報が、すでに詐欺グループに渡っている可能性もゼロではありません。コメント欄にも「特殊詐欺のターゲットになる」という懸念の声がありました。氏名や契約プランを知っている相手から巧妙な電話がかかってきても、絶対に相手にしないでください。
-
3「営業電話が原則なくなる」ことを知っておく
今回の事件を受けて、ソフトバンクは「委託先から営業目的で電話することを原則禁止する」と発表しました。これが、今回の事件で唯一の朗報かもしれません。今後、ソフトバンクを名乗る怪しい営業電話は、ほぼ詐欺だと思っていいでしょう。
最後に、この「委託先」問題の根深さと、私たちが学ぶべき教訓をまとめます。⏰
🤝 ソフトバンクの責任は?なくならない「委託先ガチャ」問題
「悪いのは全部、委託先のUFジャパンでしょ?」
そう思うかもしれませんが、話はそんなに単純ではありません。
私たちが個人情報を預けているのは、あくまでソフトバンクです。
その情報を、ソフトバンクがどこの会社に管理させているかなんて、私たちには選べません。
これって、まるで「委託先ガチャ」ですよね。⭐
当たりを引けば安心だけど、ハズレを引けば今回のように情報がダダ漏れになる。
今回の事件は、大企業を信頼していても、その先の管理がザルなら全く意味がない、という現代の怖いリスクを象徴しています。💡
委託先をしっかり管理する責任は、間違いなくソフトバンクにあるはずです。
✍️ まとめ:ソフトバンク情報漏洩から学ぶ「自己防衛」の重要性
今回の事件で、私たちが学ぶべきポイントをまとめます。
- 原因は委託先のあり得ないくらいザルな管理体制だった。
- クレカ情報は無事だが、詐欺に悪用されるリスクは十分にある。
- 結局、自分の情報は自分で守るしかない。
大企業の「委託先」問題、あなたはどう思いますか?
「もう信用できない!」と思いますか?それとも「仕方ない」と思いますか?
ぜひ、コメントであなたの意見を教えてください!
ソフトバンクは再発防止策を発表しましたが、一度流出してしまった情報がネットの海から消えることはありません。
結局、私たちの個人情報を本当に守れるのは、私たち自身だけです。
今回の事件を教訓に、「知らない番号からの電話は絶対に出ない」「うまい儲け話は100%詐欺」という自己防衛の意識を、これまで以上に高めていきましょう。
よくある質問
Q: なぜソフトバンクの委託先で情報漏洩が起きたのですか?
A: 主な原因は2つあります。1つは、委託先の元従業員が事業所に不正に立ち入り、USBメモリで個人情報を不正に持ち出したことです。もう1つは、別の従業員が個人情報を含むファイルをクラウドサービスにアップロードし、外部から閲覧可能な状態にしていたことです。警備員がいない、監査に虚偽報告をするなど、委託先の極めて杜撰な管理体制が背景にあります。
Q: 漏洩した可能性のある個人情報には何が含まれますか?クレジットカード情報は大丈夫ですか?
A: 氏名、住所、電話番号、生年月日、契約プランなどの情報が流出した可能性があります。しかし、ソフトバンクによると、クレジットカード情報や銀行口座情報、マイナンバーカード関連の情報は含まれていないとのことです。
Q: 自分の情報が漏洩したか確認する方法と、その後の対策を教えてください。
A: ソフトバンクは対象の顧客に個別に連絡するとしています。また、専用の問い合わせ窓口(0800-111-6636)も設置されています。対策としては、ソフトバンクを名乗る不審な電話やSMSは無視し、万が一に備えておくことが重要です。
Q: 委託先の管理がずさんだったとは、具体的にどういうことですか?
A: 報道によると、委託先のUFジャパンでは、個人情報を扱うフロアに警備員を配置していなかったり、ソフトバンクのセキュリティ監査に対して虚偽の報告を行ったりしていました。さらに、ソフトバンクの許可なく別の会社に業務を再委託するなど、契約上のルール違反も明らかになっています。
参考情報
- ケータイ Watch: ソフトバンク、委託先で個人情報漏えいの疑い 約14万件の可能性 ()