消費者庁が注意喚起!ロードサービス高額請求の実態
「基本料金1980円~」なんて格安広告を見かけたけど、実際は数万円請求された…そんな悲しいトラブルが急増中です😱 消費者庁が2025年3月24日、関東バッテリートラブルセンターと大和商会(CARお助けサービス)の社名を公表して緊急の注意喚起を行いました。
これらの業者は実は同じ人物が運営していて、安い基本料金をエサにして、実際には高額請求する手口を使っていたんです。
「基本料金1980円税込~」「業界最安水準で対応可能」なんてサイトに書いておきながら、実際にはバッテリー交換で8万円、断っても点検代だけで2万円を請求されたケースも!
本当に気をつけないといけませんよね💦
広告の「格安料金」と実際の「高額請求」のカラクリ
なぜこんな業者が検索で上位に出てくるのか、不思議に思いませんか?
実はお金を払って検索結果の上位に表示される広告枠を買っているんです。そして電話しても具体的な料金説明はせず、「見積もり作成に向かいます」と言って現場に到着。
そこから「バッテリー交換が必要」「工賃込みで8万円」などと言い出すパターンが目立ちます。
「作業前にお見積もりを提示します」と書いておきながら、実際には曖昧な説明で作業を始めてしまうことも。そして「もう作業したから」と高額な請求を迫られるというわけです。
悪質ロードサービス業者の見分け方
「検索して一番上に出てきたから安心」…それ、危険な考え方かも!
検索結果の上位表示は必ずしも信頼の証ではありません。むしろ「基本料金○○円~」と異常に安い金額を強調している業者ほど要注意です。
見分けるポイントは3つ!
- ! 料金体系が曖昧で詳細が書かれていない
- ! 「〜円から」という表記ばかりで上限が書かれていない
- ! 口コミや評判が極端に少ないか、疑わしい
ロードサービス利用前の確認チェックリスト
車のトラブルで焦っている時こそ、冷静さが必要です。業者に連絡する前に必ずこれをチェック!
- 1 出張費、作業費、部品代の内訳を明確に聞く
- 2 見積もり金額を必ず作業前に確認する
- 3 「今すぐ決めないと料金が上がる」などと言われたら要注意
- 4 支払い方法(現金のみか、カードOKか)を事前確認する
「見積もりだけならタダでしょ?」と思いがちですが、実はそうとは限りません。
事前に「見積もりは無料ですか?」と確認するのも大事なポイントですよ👆
バッテリー上がりトラブル時の正しい対応法
バッテリーが上がっちゃった!そんな時、真っ先にネット検索…その前に!
実は多くの人が知らないんですが、任意保険に入っていれば無料でロードサービスが使える場合がほとんどなんです✨
「え、私の保険にそんなサービスついてたの?」という方、今すぐ保険証書をチェックしてみてください。多くの自動車保険には「ロードサービス特約」が標準でついていて、バッテリー上がりなどの緊急トラブルに対応してくれます。
車を持つなら知っておくべきJAFと保険のロードサービス比較
JAF(日本自動車連盟)の会員になるのもおすすめです。年会費は4,000円ですが、バッテリー上がりだけでなく、鍵の閉じ込み、タイヤのパンク、ガス欠など様々なトラブルに対応してくれます。
JAF会員なら「人」に紐づくので、友人の車や借りた車でもサービスが使えるんですよ!
比較項目 | JAF | 任意保険ロードサービス |
---|---|---|
費用 | 年会費4,000円 | 保険料に含まれる |
対象 | 会員本人(車を問わず) | 契約車両のみ |
対応範囲 | バッテリー、鍵、タイヤ、ガス欠など幅広く | 保険会社によって異なる |
一方、保険会社のロードサービスは「車」に紐づく場合が多いので、契約している車以外では使えないことも。それぞれの特徴を知っておくと安心です👍
最近は小型のジャンプスターター(モバイルバッテリーの車版みたいなもの)も便利です。2〜3万円くらいで購入でき、自分でバッテリー復活できるので持っていると安心ですね。
実際の被害体験から学ぶ教訓
「新卒入社で、初めての一人暮らしで車を使用している」という方が実際に体験した高額請求のケース。
バッテリー上がりで「関東バッテリートラブルセンター」に連絡したところ、バッテリー交換で8万円の見積もり。断ったにもかかわらず、点検料として2万円を請求されたそうです。
「ネットの広告では1980円〜と書かれていたのに…」という落胆の声が痛いほど伝わってきます😢 社会人になりたての若い方が狙われるケースも多いようです。
「知らなかった」では済まされない社会の厳しさを痛感した方も多いはず。
でも、これを読んでいるあなたは大丈夫!事前に知識を得ておくことで、こうした被害を防げます。
もし被害に遭ってしまったら〜救済方法と対処法
万が一、高額請求の被害に遭ってしまったら…諦めないでください!
クーリングオフできる可能性があります。特に広告と実際の請求額に大きな差がある場合は、消費者センターに相談してみましょう。
- まずは契約している損害保険会社やロードサービス会社に連絡する
- インターネット検索結果で上位だからといって信用しない
- 具体的な作業内容に基づく見積書を必ず確認する
- Webサイトの表示額と請求額が大きく異なる場合は、クーリングオフを検討する
消費者の権利を知って身を守る
「お金を払ってしまったから仕方ない…」と諦めず、証拠を集めましょう。
領収書やサイトのスクリーンショット、会話の記録などが役立ちます。地域の消費者センターは無料で相談に乗ってくれますよ。電話番号は全国共通「188」(いやや)です。
Q: ロードサービスの悪質業者を見分ける方法は?
A: 異常に安い基本料金の表示、料金体系の不明確さ、詳細な説明の欠如が特徴です。口コミが少ないか極端に良すぎる場合も注意しましょう。
Q: バッテリー上がりの際、JAFと任意保険どちらに連絡すべき?
A: まず任意保険のロードサービスを確認し、対象外の場合はJAF会員ならJAFに連絡するのが賢明です。自分の車以外でのトラブルならJAFが有利です。
Q: 検索上位に表示される業者は信頼できる?
A: 必ずしも信頼の証ではありません。広告費を払えば上位表示できるため、正規業者よりも悪質業者が上位に表示されることもあります。
いざという時に慌てず対応できるよう、この記事を参考に準備しておいてくださいね✨
車のトラブルは誰にでも起こりうること。でも、正しい知識があれば怖くありません!
参考資料:
- 消費者庁 2025年3月24日発表資料
- ITmedia 2025年3月25日 「ロードサービスの高額請求、消費者庁が2サイトの情報公開」