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パチンコ動画無断配信で逮捕!670本の違法動画と著作権侵害の実態

パチンコ画面をネットで見たことありませんか?

実は無許可配信で逮捕者が出ました。

670本もの違法動画で著作権侵害の罪に問われています。

あなたがYouTubeで見たパチンコ動画、実は違法かもしれません。

茨城県警が4月8日、パチンコ実況動画を無許可配信した3人を逮捕しました。

著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いです。

「わんわん」というチャンネル名で活動していた彼らの行為は、多くの人が知らない法律に触れていました。

この記事でわかること

 

パチンコ台 著作権

パチンコ台 著作権


 


🚨 逮捕の詳細

逮捕されたのは3人です。

岡山市北区の会社役員・古川若菜容疑者(29)、名古屋市千種区の会社役員・成田拓真容疑者(33)、同区の動画編集業・川原崎祐希容疑者(33)です。

茨城県警は2023年8月から9月にかけての違法配信について、著作権法違反の疑いで3人を逮捕しました。

具体的な認否については明らかにされていません。

3人の役割分担は明確でした:

  • 古川容疑者:「わんわん」としてパチンコをプレイする実演役
  • 成田容疑者:動画の編集担当
  • 川原崎容疑者:編集と投稿作業の担当

 

こう考えると、計画的な役割分担が見えてきますね。

逮捕容疑の要点は、海外のオンラインカジノサイト「K8」上で、国内パチンコメーカー2社のパチンコをする様子を撮影・編集し、YouTubeに無断で公開した点です。

この行為が著作権法違反(公衆送信権の侵害)に当たります。

なぜこれが違法なのでしょうか? 次に、どんな行為が具体的に違法だったのか見ていきましょう。

 

 

 

⚠️ 違法行為

3人が利用していたのは「K8(ケーエイト)」という海外のオンラインカジノサイトです。

このサイトでは実際にはお金を賭けない「デモマネー」を使用していたとみられています。

でもそれでも違法なんです。

なぜなら、パチンコ台の映像や演出には著作権があるからです。

公衆送信権とは?

著作物をインターネットなどで公開する権利のこと。
簡単に言えば「ネットに作品を載せていいかどうか決める権利」です。
この権利は作品を作った人や会社が持っています。

著作権侵害となる行為:

  • 許可なくパチンコ台の映像を撮影する
  • その映像をYouTubeなどで公開する
  • 視聴者に広く見せる目的で配信する

 

今回、著作権を侵害されたのは三洋物産(名古屋市千種区)と平和(東京都台東区)という2つのパチンコメーカーです。

どちらも有名な機種を多数製造している大手企業です。

これがあなたにとって重要な理由

YouTubeで見ている動画が違法配信だと、いつの間にか削除されたり、あなたが楽しみにしていたチャンネルが突然なくなったりするかもしれません。

ここまでの説明を踏まえて、次はこの事件の影響と捜査状況について詳しく見ていきましょう。

● ● ●

🔍 影響と捜査

茨城県警の調査によると、「わんわん」チャンネルでは約670本の動画が確認されています。

これは2023年4月時点での数字で、その後も増えていた可能性があります。

事件発覚のきっかけは、2社が加盟するコンピュータソフトウェア著作権協会(略称ACCS)からの相談でした。

業界団体が著作権侵害を察知し、警察に相談したのです。

時期 出来事
2023年4月 約670本の動画を確認
2023年8-9月 逮捕容疑の対象となる動画配信
2025年4月8日 3人の逮捕

 

特に注目すべきは、K8から報酬を得ていた可能性です。

茨城県警はオンラインカジノサイトから金銭を受け取っていた可能性も視野に入れて捜査を進めています。

「無許可での配信は、たとえ換金しない動画でも著作権法違反になります」

実はこの事件、パチンコ業界だけでなく、YouTubeなどの動画配信者にとっても他人の著作物の扱いは重要な問題です。

この事件を教訓に、次のセクションでは注意点をまとめます。

 

 

 

✅ まとめ

今回の事件は、パチンコ台の映像にも著作権があり、無許可での配信は法律違反になることを明確に示しました。

著作権侵害を避けるためのチェックリスト:

  • 他社の製品・コンテンツを使う前に許可を取る
  • 「海外サイト経由だから大丈夫」という考えは危険
  • 換金しないデモプレイでも著作権侵害になる
  • 報酬を得ていれば罪が重くなる可能性がある

 

⚠️ 注意

パチンコ台の映像、音楽、キャラクター、演出など全てに著作権があります。
「ただの実況だから」と思っても、無断利用は違法です。
必ず権利者の許可を得てから配信しましょう。

今後、3人には罰金や場合によっては懲役刑が科される可能性があります。

著作権法違反の罰則は最大で10年以下の懲役または1000万円以下の罰金(またはその両方)です。

この記事のポイント:

  • パチンコ画面の無許可配信で3人が著作権法違反で逮捕
  • 「わんわん」チャンネルで約670本もの違法動画が確認された
  • 海外サイト経由でも日本の著作権法が適用される
  • 著作物を使う際は必ず権利者の許可を得ることが重要

次のステップ

あなたは動画配信をしていますか?もし他社の製品やコンテンツを使う予定があるなら、必ず許可を取ってくださいね。
著作権侵害は思わぬトラブルの元になります。

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よくある質問

Q: なぜパチンコ画面の配信が著作権違反になるのですか?
A: パチンコ台の映像、音楽、キャラクター、演出などすべてに著作権があるためです。開発会社が制作した著作物なので、無断での公開は著作権法で禁止されています。

Q: 逮捕された3人のその後の法的処分はどうなりますか?
A: 著作権法違反の場合、最大で10年以下の懲役または1000万円以下の罰金、あるいはその両方が科される可能性があります。裁判の結果次第ですが、報酬を得ていた場合は罪が重くなる傾向があります。

Q: 海外のサイトを使っても著作権侵害になる理由は何ですか?
A: 日本の著作権法は、配信元が海外であっても日本国内で視聴可能な場合は適用されます。海外サイト経由でも、日本の視聴者に向けて著作物を無許可公開すれば違法となります。

Q: YouTubeで個人が楽しむためにゲーム実況動画を投稿する場合も著作権の許可が必要ですか?
A: 基本的には必要です。ただし、ゲーム会社によっては実況動画の配信をあらかじめ許可している場合もあります。配信前に各ゲーム会社の利用規約や配信ガイドラインを必ず確認することをおすすめします。

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