SNSで大人気だった「大沢たかお祭り」が突然の終了宣言。
実は、ある参加者が公式に許可申請をしてしまい、正式にNOと言われてしまったんです。
この記事を読むと、なぜ平和だった祭りが終わってしまったのか、そして私たちが学ぶべき教訓がわかります。
🎉 大沢たかお祭りとは?育児ママたちの共感ミーム
みなさんは「大沢たかお祭り」をご存知でしょうか。
実は、これはThreads(スレッズ)というSNSから始まった現象なんです。
💡 大沢たかお祭りの基本
映画「キングダム」で大沢たかおさんが演じた王騎将軍の画像に、
日常の「あるある」を重ねて投稿するシンプルなものでした。
主に育児中のママたちが参加していて、こんな投稿がバズっていました:
- 洗濯物干してるのにゲリラ豪雨がきたときの私
- フードコートで食事中に娘を見てると見せ掛けて奥のギャル見てる旦那の目線に気付いた私
- どうしても謝りたくなくて"木綿"って言ってみた時の私
王騎将軍の迫力ある表情が、日常のイライラした瞬間にぴったりハマったんです。
なんと、大沢たかおさん本人もInstagramで「祭」のスタンプを使って反応してくれました。
でも、そんな平和な祭りがなぜ突然終わってしまったのでしょうか?
💥 なぜ終わった?グッズ化騒動の詳細
そんな平和なミームムーブメントが、なぜ突然終わってしまったのでしょうか?
実は、ある参加者が「王騎将軍マタニティキーホルダーや顔ハメパネルを作りたい」と考え、
公式に許可申請をしてしまったんです。
⚠️ 驚きの事実
その方はキングダムを観たこともコミックを読んだこともないと、
あっけらかんと自分のアカウントで言っていたそうです。
📌 つまりこういうことです
同人界隈の人ではなく、著作権のルールをよく知らない一般ユーザーだったということです。
Togetterによると、公式の反応は当然ながら「NO」でした。
映画会社としては「実写版のキングダムのグッズを買ってね」としか言えませんよね。
その結果、スレッズではブーム終了宣言が出されてしまいました。
参加者からは「許可取ろうとしたあたりが無能の働き者感が凄い」という意見も出ています。
この騒動で浮き彫りになったのは、著作権への認識不足でした。
⚠️ 著作権問題への認識不足が露呈
今回の騒動で明らかになったのは、
主婦層の参加者たちが同人文化や著作権のルールを知らなかったということです。
SNS上では「みんなやってるから自分もいい」と思いがちですよね。
でも、実際は:
著作権法違反は犯罪である
という大前提を忘れてはいけないんです。
- オタク界の常識:自分で描いた絵でひっそり大喜利はOK
- 公式絵を無断転載で大喜利はアウト
- インスタ派生のThreadsでは、この常識が共有されていなかった
徳力基彦氏のnote記事によると、
大沢たかおさんの公式サイトには「営利・非営利の目的にかかわらず掲載されている全ての画像・文章の無断転載・引用を禁止します」という厳しい文言があります。
つまり、厳密に言えば今回の祭り自体がグレーゾーンだったとも言えるでしょう。
では、公式からNGが出た後、参加者たちはどう反応したのでしょうか?
😢 その後の反応と教訓
公式からNGが出た後、参加者たちの反応はさまざまでした。
「俺の癒しを返せよって感じです」
「楽しかったのにね」
という残念がる声が多く上がりました。
また、母の日に終了宣言が出たという皮肉なタイミングも話題になりました。
一部では「どこにでも空気読めない奴が湧くんだよなー」という怒りの声も。
今回の騒動から学べる教訓は明確です:
- ネットミームでも著作権は存在する
- 公式への問い合わせは慎重に(聞かれたらダメと言わざるを得ない)
- みんながやってても違法は違法
- 楽しい祭りを続けたいなら暗黙のルールは守ろう
まとめ
「大沢たかお祭り」の終了は、以下の3つの要因によるものでした:
- 1キングダムを知らない参加者が公式に許可申請をした
- 2公式から正式にNOの返答があった
- 3同人文化のルールを知らない主婦層が中心だった
⭐ 重要なポイント
平和なミームも、著作権への配慮は必要です。
せっかくの楽しい文化を守るためには、参加者一人ひとりの意識が大切ですね。
みなさんは、この騒動についてどう思いますか?
次にこういったムーブメントが起きたとき、私たちはどう楽しむべきでしょうか。
💬 よくある質問
Q: なぜ大沢たかお祭りは突然終わってしまったのですか?
A: ある参加者が公式に王騎将軍のグッズ化許可申請をしたことで、公式から正式にNOの返答があり、スレッズでブーム終了宣言が出されたためです。
Q: 大沢たかお祭りが終了した後、その後どうなりましたか?
A: 参加者からは「癒しを返せ」という残念がる声が多く上がり、母の日に終了宣言が出たという皮肉なタイミングも話題になりました。
Q: 大沢たかお祭りが終わった理由となった著作権問題とは何ですか?
A: 映画の公式画像を使用した二次創作は著作権法に違反する可能性があり、公式に許可申請をしたことで問題が表面化し、正式にNGが出されました。
Q: なぜグッズ化を申請した人はキングダムを知らなかったのに参加していたのですか?
A: ThreadsというSNSで流行していたミームに参加していただけで、同人文化や著作権のルールを理解していない一般ユーザーだったためです。
Q: 初心者でも簡単に始められるSNSミームへの参加方法はありますか?
A: 著作権に配慮し、公式画像ではなく自分で描いたイラストを使用したり、文字だけのネタを投稿するなど、法的リスクの低い方法で参加することをおすすめします。
Q: 現在の大沢たかお祭りの状況はどうなっていますか?
A: 2025年5月時点で、Threadsでは正式にブーム終了宣言が出されており、現在は下火になっています。今後同様のミームが生まれた際は、今回の教訓を活かすことが期待されています。
参考情報
- Togetter: 大沢たかお祭りが王騎将軍マタニティマークキーホルダーや顔ハメパネルを作りたいので公式に許可申請する人が現れてしまい…タグ発祥地のスレッズでブーム終了宣言が出た話 ()
- Yahoo!ニュース(徳力基彦): 「大沢たかお祭り」の大ブームの背景にある、日本のSNSで始まっている小さな変化 ()
- note(徳力基彦): 「#大沢たかお祭り」で考える、フェアユースがない日本における著作権者のSNSガイドライン提示の重要性 ()