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中国人の運転免許切り替え、警察庁が今後認めない方針を明確化

「ホテルの住所で日本の運転免許を取る中国人」が話題になっていますが、

ついに警察庁が動きました。


外国の運転免許を日本の免許に切り替える「外免切替」制度の抜け道が、

今後は完全に閉じられることになったんです。


この記事を読むと、なぜ中国人が簡単に日本の免許を取得できていたのか、

そして新しい方針でどう変わるのかがわかります。

運転免許試験場の外観と行列のイメージ

運転免許試験場の外観と行列のイメージ



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✅ 外免切替とは?中国人が殺到する日本の運転免許制度

外免切替(がいめんきりかえ)って聞いたことありますか?

これは、外国で取得した運転免許を日本の免許に切り替える制度のことです。


通常、日本で運転免許を取るには約30万円かかります。

でも、外免切替ならわずか4,600円程度で日本の免許が手に入るんです。


💡 なぜ中国人に人気なの?

実は、日本の免許にはとんでもないメリットがあります。


  • 世界約100カ国で運転可能になる国際免許証が取得できる
  • 中国はジュネーブ条約に加盟していないため、中国の免許では国際免許が取れない
  • 観光ビザでも取得可能(住民票は不要)

つまり、中国人にとって日本は「世界で運転するためのパスポート」を手に入れる場所だったんです。


💪 韓国経由より日本が人気の理由

実は、韓国の済州島で韓国の免許を取得する中国人も多いですが、

日本の方が手続きが簡単だと言われています。

JAFによると、外免切替の申請は年々増加している状況です。


 

 

 

では、なぜこの制度が問題視されるようになったのでしょうか?

⚠️ なぜ問題になったのか?ホテル住所での取得と事故の増加

問題の原因は大きく2つあります。


1ホテルの住所で免許取得が可能だった

観光で来日した中国人が、

滞在先のホテルの住所で日本の免許を取得できていました。


住民票がなくても、ホテルが発行する「一時滞在証明書」があればOKだったんです。

しかも試験は10問中7問正解で合格という簡単さ。

中国語での受験も可能でした。

2交通事故の増加

警察庁のデータによると、

中国人ドライバーによる交通事故は年々増加しています。


「2023年には前年比で100件単位で増加」という報道もあり、

深刻な事故も発生しています。

特に問題なのは


  • 中国は右側通行、日本は左側通行という根本的な違い
  • 日本の交通ルールを十分理解していないケース
  • 中には時速180kmで首都高を暴走し、動画を投稿する人も

このような状況を受けて、ついに警察庁が動いたというわけです。


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それでは、警察庁の新方針について詳しく見ていきましょう。

📢 河野太郎議員が発表!警察庁の新方針の詳細

2025年5月12日、河野太郎議員がX(旧Twitter)で重要な発表をしました。


日本に住民票のない中国人が、来日して中国の運転免許証を日本の免許証に切り替えるのは今後認めないことを警察庁が明確にしました。

河野議員は

「ルールの適用が杜撰だったものについて、きっちりと法令が適用できるように目配りをしていきます」

とも述べています。


ただし、注意すべき点があります:


  • 警察庁からの公式発表はまだない(2025年5月13日現在)
  • 具体的な施行日は未定
  • 対象が「中国人だけ」なのか、他国も含むのかは不明

一部では「選挙前のパフォーマンスでは?」という声もあります。

今後の正式発表を待つ必要がありそうです。


 

 

 

新方針が決まったとしても、まだ多くの課題が残っています。

🤔 既に発行された免許証はどうなる?残された問題点

最大の問題は、すでに発行された免許証をどうするかです。


既存の免許証の扱い

  • 既存の免許証を取り消すのか?
  • 更新時に制限をかけるのか?
  • そのまま有効とするのか?

SNSでは

「既に発行済みの免許の取り消しも進めてください」

という声が多く見られます。


しかし、法的には一度正規に発行した免許を取り消すのは難しいと考えられます。


⏰ 新たな抜け道の可能性

今回の制限で終わりではありません。

新たな抜け道が生まれる可能性があります:


  1. 投資家ビザの悪用
    - 500万円程度の投資で滞在資格を得る方法
    - これなら「住民票あり」になってしまう
  2. 他国経由での取得
    - 第三国で免許を取得してから日本に切り替え
    - 韓国・台湾などアジア諸国経由のルート
  3. 白タクビジネスの拡大
    - 正規の免許が取れなくなった分、違法営業が増える可能性

このような問題にも、今後対応が必要になるでしょう。


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📝 まとめ

警察庁が日本に住民票のない中国人の運転免許証切り替えを認めない方針を示したことは、

大きな前進です。

でも、まだ課題は山積みです。


✅ 今回わかったこと

  • 外免切替制度の抜け道が問題視されていた
  • ホテル住所での免許取得が可能だった
  • 河野太郎議員が新方針を発表(警察庁の公式発表待ち)
  • 既存免許の扱いは未定

✅ 今後注目すべきポイント

  • 警察庁の正式発表の内容
  • 既存免許証の取り扱い方針
  • 新たな抜け道への対策

この問題について、あなたはどう思いますか?

交通安全と国際化のバランスをどう取るべきか、

みんなで考える必要がありそうです。


よくある質問

Q: なぜ中国人は日本の運転免許を取得したがるのですか?
A: 日本の免許を取得すると、世界約100カ国で使える国際運転免許証が取得できるからです。中国はジュネーブ条約に加盟していないため、中国の免許では国際免許が取れません。

Q: その後、既に発行された免許証はどうなりますか?
A: 現時点では既存免許の扱いは未定です。法的には一度正規に発行した免許を取り消すのは難しいと考えられています。

Q: なぜホテルの住所で免許が取得できたのですか?その理由は何ですか?
A: 外免切替制度では住民登録の有無が不問で、観光ビザでも取得可能だったためです。ホテルが発行する一時滞在証明書があれば手続きができました。

Q: 雨の日や雪の日などの悪天候の場合、右側通行の国から来た人の運転はより危険ですか?
A: はい、通常時でも左右の違いで混乱しやすい上、悪天候時はより危険性が高まります。特に中国は右側通行なので、日本の左側通行への適応が難しくなります。

Q: 現在の状況はどうなっていますか?警察庁の公式発表はありましたか?
A: 2025年5月12日に河野太郎議員がSNSで方針を発表しましたが、警察庁からの公式発表はまだありません(2025年5月13日現在)。

Q: 以前と比べて中国人の外免切替申請はどれくらい増えましたか?
A: 2014年から2023年の間に2.2倍に増加しています。特に観光ビザでの取得が急増していることが問題視されています。

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